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INTERVIEW
魔王の魅力を丸裸に!? 『sin 七つの大罪』キャストインタビュー
第2回/嫉妬の魔王・レヴィアタン役 藤田 茜さん

――レヴィアタンの第一印象を教えてください。

最初に見たのはオーディションの時だったんですけど、全キャラクターのイラストが並んでいて、肌色率が高いなと思いました(笑)。その時は、レヴィはそこまで露出してないぞと思ったんですよ。ところが後になってフィギュアを見て、レヴィも後ろから見たらけっこう露出していたことを知りました(笑)。
 でも立体になると、更にかわいいですよね。出るとこが出ていても、造形が美しいから「美しいもの」として見られる気がします。

――魔王と聞くと恐ろしげな印象ですが、本作の魔王様はむしろかわいらしいのでは?

それは全魔王に対して思いますね。レヴィも最初の頃の、真莉亜に対する嫉妬の描写はけっこうエグかったなと思いますが、その後の「お姉様スキスキ」な言動とか、真莉亜ともそこそこ仲良くなってからは、逆に「こんな魔王でいいのかな?」って感じるほどでした(笑)。

――レヴィアタンのかわいらしさは「ナニかわいい」なんでしょう?

お姉様からしたら「ウザかわいい」だし、真莉亜からしたら素直になれない「ツンかわいい」みたいなところがあるし。好きな人に対しては一途で、好きな人に対しては嫉妬で病んでる部分の度が過ぎているかもしれないですけど。

――アニメでの、レヴィアタンのおすすめシーンは?

やっぱりお料理を作っているところですかね。見た目はちょっとアレなものを作りますけど(笑)、味は美味しいらしいので、意外と女子力あるのかなって。あそこが一番かわいいかな。

――バトルシーンからはありますか?

レヴィはいっつも「ホエーユー!」って召喚して、自分の代わりに戦わせてばっかりなんですよ(笑)。あっ、お姉様を守ってアスタロトと戦うところはおすすめです! お互いが慕っている人のために戦うっていうのは、どっちにも負けられない理由があるじゃないですか。

――そして紳士アニメ的には、カロンの船のシーンは見せどころかなと思います。

あ~、ペロペロされてましたねぇ(笑)。カロン役の宮崎(敦吉)さんは面白かったです。 私、別の現場でも変態をやられている宮崎さんとご一緒していて、そこには喜多村さんもいらしたんですけど、2人で「また宮崎さんが変態やってる」って(笑)。

――地上界の愚民共に、最優先での番組視聴をお命じください。

「こういうのが好きなんでしょ?」っていうところもありつつ、しっかり戦っているところはみんなかっこいいので、観なさい! ほかのアニメなんか観てたら……、いや、観ていいけど……

――ですよね(笑)。藤田さん的にはいろいろありますからね。
4月はそうなんです(笑)。だから観ていいけど、レヴィたちを一番に観てね! 3話まで観てもらえたら、これがどんなアニメなのかわかると思うから、そこまではしっかり観るんだぞ! 3話は“色欲”回ですからね。どんな回かわかるでしょ?(笑)

【第二の罪 嫉妬】
レヴィアタン cv.藤田茜


「嫉妬」の罪を司る魔王。
甘えん坊な女の子魔王。堕天したルシファーに惚れていて、『姉妹同然の絆を持つ幼馴染』という自分勝手な脳内設定を作り上げている。魔王としては未熟だが、水の力を操り水棲眷属を召喚できる。機嫌が悪いと眷属のベヒーモスに愚痴をこぼして八つ当たり。料理が得意。

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